ハワイ在住の、まゆみ エイビスさんの奇跡のお話です。
毎年いいバースディーを過ごせて感謝ですが、
今年は更に忘れられないことも加わり、
改めていい方達に恵まれているなあ、と思います。
今日はその中のお1人のエピソードを
ご紹介したいと思います。
ハワイ在住の、
まゆみ エイビスさんという方です。
2017年の夏頃、
まゆみさんから突然、がんの疑いがあると言われた、と
連絡を受けました。
実はその年の10月に、
まゆみさんは私に関わることで
日本に行かれる予定になっていました。
すぐに手術を受けるように言われたけれども、
あまりにも突然のことなので
手術日を決めないで帰宅した、と言われたので、
当然ながら私は、日本行きは中止して、
すぐに手術をして下さい、と何度も言いました。
結局9月に手術を受けられたのですが、
驚くことに、
まゆみさんは、車椅子に乗って、
手術後1か月ほどしか経っていないのに、
日本に来られました。
ドクターから、
気圧の影響がある飛行機の長旅は反対されたと聞いていましたし、
ご主人様を始めとするご家族の皆様は
本当にご心配だったと思います。
私が、
日本行きはやめた方がいい、と何度か言いましたところ、
まゆみさんは、
私は自分の為に行くんです、
そうしなければ、一生後悔するから、
と毅然として言われました。
手術直後というだけでも大変な心配だったのですが、
ハワイのご主人様から連絡があり、
手術は成功して、
転移もなかったとのこと、
日本には予定通りに行きます、と言ってます、
との連絡を受けました。
そして予定通りに日本に来られて、
いつもの明るい元気な笑顔を見た時は
心底ホッとしました。
これであとは回復するだけ、と思ったからです。
ところが手術の様子などのお話を伺って
とてもショックを受けました。
悪性で、一番悪いステージの1つ手前だった、
また、手術ができない場所にがんが見つかって、
25%残っている、
ハワイに戻ったら、
すぐに抗がん剤の治療を始める、と言われて発った、と言われるのです。
そして、
そのことを日本に来るまで私に言わなかったのは、
本当のことを言ったら私がとめると思ったから、
だから旦那さんにも、大丈夫と連絡してもらった、と言われました。
あまりのショックで言葉を失い、
当時の事を思い出すたび涙が出て、
今でもとても複雑な思いでいっぱいになります。
そして、
その後奇跡が起こりました。
ハワイに戻られてから
抗がん剤治療をせずに、
強い気持ちでご自身で病気に挑み、
手術から6か月後の検査では、
切除できなかった25%が
完全に消えてしまっていたのです!
普通では考えられないことです。
そこからの快進撃が
ハワイのテレビで放送されました。
その 動画 を皆様と共有させていただければと思います。
いくら強い気持ちで、と言っても、
そう言い聞かせるだけでも容易なことではありません。
また、ご自身の病気のことを
公の場で発信する勇気にも驚きました。
まゆみさんは、
ご自身の体験を語ることで、
どなたかの励ましになるかもしれない、と言われました。
まゆみさんが奇跡を起こせたのは、
何よりも、まゆみさんの心や行動があったからこそ、
と私は思いました。
そして改めて気付いたのは、
人の幸せを願う人は
その人自身も幸せになり、
関わった人達も幸せになっていることです。
そして、それとは全く逆のパターンも
あるということです。
そのことに気づいて、
それに見合った行動や振る舞いが
自然に備わっている人でありたいものです。
大変プライベートなことですから
これまで沈黙を守ってきましたが、
まゆみさんの動画を通して
皆様に発信できる日がきたことは本当に良かったですし、
同じような状況の方々に、
決して諦めない、
奇跡は本当に起こり得るんだ、という事実を
知っていただければ、
勇気を出して公で語られた
まゆみさんも、とても喜ばれると思います。
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