凄いと思う大空のプロ
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ありがたいなあ、凄いなあ、といつも思うのは、
自分では到底できない分野、
または自分では全く興味はないけれども
居て下さらないと困る仕事をされている方の存在です。
ライフラインに関わる事や
健康面、法的な事など
数多くありますが、
今日はその中で
飛行機のお話です。
記憶にある初めての
外国の地はロンドンでした。
当時はヨーロッパへは直行便がなかったのか、
または中東を経由して行くのが
一般的でした。
到着した日は疲れてすぐに就寝し、
翌朝ホテルの窓から外を眺めた時に
たくさんの煙突を見て、
「ああ、そうだった!今ロンドンに居るんだ!!!」と
寝ぼけながらも感激したのが
今でも思い出されます。
ロンドンからローマに移動し、
ホテルまでの車中で歴史の教科書に載っていた
コロッセウムやカラカラ浴場が次々に見えてきた時は
興奮も最高潮になり、
「自宅で寝たら次の日も同じ景色だけど、
飛行機で1泊すれば、
世界中のどこの国へでも行けるんだ!」と、
大感激。
帰国の機中では
早速次への渡航地を考え始めました。
10日程度の周遊旅行だったのが物足りず、
それなら学生で行けば長く行ける!という発想で、
戻ってからは次々に行動を起こしました。
35年以上世界に住んだり旅したり、
今では機内から景色を眺めるのも楽しみで、
日が昇って海に映る逆さ太陽や
アフリカの大地に駆け抜けるキリン達の姿、
ダイアモンドヘッドのクレーターの中など
印象に残る景色が目に浮かびます。
エンターティンメントも充実、
何よりも昨今、乗り物はスピード重視で
食堂車や車内でのお弁当の楽しみが減った時代、
私にとっては飛行機の機内での時間が
最高の寛ぎをもたらしてくれます。
違う文化の場所へ安全に運んで下さる
パイロットの方や整備の方など
関係者の方々へ
飛行機に乗る度に、いつも感謝の気持ちで
いっぱいになります。
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