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アメリカ本土;ロス、ラスベガス、ニューヨークなど

第41代アメリカ大統領 ブッシュ氏がお亡くなりになりました。

 

日本では、

”パパ ブッシュ” という表現でも

知られているようですが、

 

そのイメージ通りに

本当に暖かいお人柄で、

いつも笑顔を絶やさず、

ファミリーをとても大切にされていました。

 

ブッシュ家は

イギリス王室と連なる家系で、

 

長年イギリスの首相を務めた

サッチャー元首相とも懇意にされていました。

 

サッチャー元首相もイギリスの貴族で、

ブッシュ家の私邸にも

招かれておられましたが、

私もその私邸に招かれたことがあります。

 

パパブッシュのご子息である

第43代アメリカ大統領の

ブッシュ氏を訪問した際に、

 

小泉元総理大臣が

公式訪米された時は

この自宅には来られていないそうで、

日本人を招いたのは初めて、と仰っていました。

 

その私邸で、

ブッシュファミリーが撮った写真

インターネットで見つけました。

 

今でもこの私邸はブッシュ家のお気に入りで、

特に夏はここで過ごされています。

 

 

ブッシュ私邸(変換後)

 

 

私もここで写真を撮りましたが、

煙突など、ずっと変わっていないように見えます。

 

 

 

 

 

他にも、

ここで私が撮った写真や動画は

手元にたくさんありますので、

ブログに多くを掲載するかどうか迷いましたが、

 

故人を偲んで、

特に思い出に残ったエピソードを文章で

ご紹介しようと思います。

 

パパブッシュはロブスターが大好物で、

行きつけのお気に入りのレストランもあるのですが、

 

パパブッシュはとてもユーモアに溢れた方で、

私に、

” カメラを用意して ” 、とウインクをしながら、

チラッと、ズボンの裾をめくりました。

 

するとパパブッシュは、

ロブスターのユーモラスな絵柄が

大きく描かれたソックスを

着用されていたのです。

 

その時の、

ソックスのクローズアップの写真や

動画を見ると、

今でもあの時の会話が鮮明に蘇ります。

 

” きっと、誰も私が、

こんなにロブスターファンだっていうことを

知らないと思うヨ ” と、

 

私の手をずっと握ったまま離さずに、

色々なお話をして下さいました。

 

執務室には、

ホワイトハウスで使われていた

アメリカ国旗や

地球儀などの職務に関する物が占める中、

 

黒いコートを羽織り、

白黒の愛犬と佇む

ファーストレディー、

バーバラ夫人の

大きな写真を壁に掛けてあったのが

とても印象的でした。

 

思えば、

パパブッシュとのご縁のきっかけは、

第40代アメリカ大統領 レーガン氏の

副大統領を務められていた頃に遡りますので、

随分前になります。

 

後に大統領選を競った

第42代アメリカ大統領 クリントン氏も

トランプ大統領も、

パパブッシュを心から敬愛していることは

報道からでは中々窺い知れません。

 

トランプ大統領は、この度、

ブッシュ家に

大統領専用機を手配し、

 

首都ワシントンで国葬を行い、

12月5日を、

故人を偲ぶ追悼の日とすることを 発表 し、

 

連邦政府機関や

ニューヨーク証券取引所も休場となるなど、

国民が喪に服しました。

 

パパブッシュが、

アメリカ国民にとって

どれほど慕われた存在だったのかがわかります。

 

私は幼少の頃から

多くの著名人と

交流をさせて頂く機会に恵まれ、

 

特に海外に於いては、

あらゆる分野の世界的な著名人の方々に

とてもよくしていただいていますが、 

その交流からわかった事があります。

 

世界で活躍されている方々には、

幾つかの似通った点があるということです。

 

元々、想像を超えるレベルの

育ちの良い家柄の出身であるか、

 

または、

本人自身が抜きん出たか、ですが、

 

どちらも共通しているのは、

情熱はあっても、

人を妬んだり、羨ましがったり、

蹴落としたり、悪口を言ったり、

逆恨みをしたり、

人のせいにしたり、などといった話を聞かないことです。

 

良くも悪くも

類は類を呼ぶからなのかもしれませんが、

 

限られた貴重な人生の時間。

 

後になって、

もったいなかったな、などと、

 

もう二度と戻ってこない時を

惜しむことのないよう、

これからも過ごしていこう、と、

 

パパブッシュの逝去にあたり、

改めてその思いを強くしています。

 

温厚で、心の広い、パパブッシュ(変換後)

そしてとても優しい

第41代アメリカ大統領ブッシュ氏に

心から哀悼の意を表します。

 

 

 

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