身内でも厳しいアメリカ入国

次女が7歳くらいの頃、日本へ航空会社のエスコートサービスを付けて1人で行った事があります。

 

母がハワイから一足先に日本に行ってましたので、行きの片道だけをエスコートサービス付きでお願いしました。

 

でも帰途は母が一緒にハワイに戻りますので、エスコートサービスはつけませんでした。

 

 

ところが入国時に予想外の大変な事が起こってしまったのです。

 

母はいわゆるグリーンカード(米国永住権)保持者で、次女は米国と日本の二重国籍保持者です。

 

通常でしたらアメリカ(ハワイ)入国には何の問題もありません。

 

ところが『 次女の同行者として、母を指定する 』という旨の(両)親からのレターが

ないので、認められない、となったのです。

 

母は英語が全くダメで、次女がいくら英語で「ハワイで一緒に住んでいる、私の本当のおばあちゃんだから」と説明しても、「法的に認められない」、の押し問答が1時間位続いたそうです。

 

結局私達に確認を取り無事に入国となりましたが、今問題になっているハーグ条約(国際結婚が離婚に至って、一方が無断で子供を母国に連れ帰るケース)が思い出される一件でした。

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