色で覚える英単語
- TOPページInformation | 世界で学ぶ | 世界のセレブリティー | 外国生活 | 英語と他の国の言葉 | 驚いたエピソード
色の名前を使った英語の単語でしたら、身近に感じられると思います。
意外性がある物も交えて、いくつかをご紹介します。
例えば、レッドカーペット。
文字通り、賓客を迎える為に赤く長い絨毯を敷く慣習から、
この単語が付いている場合は、いわゆる著名人/セレブリティが関係しています。
そして、そのセレブリティが控える楽屋はグリーンルームと表現します。
元々、楽屋の壁がグリーンに塗られていた事から、このように呼ばれます。
グリーンがつく単語はまだまだ沢山あり、
グリーンカードは、米国の永住権、
グリ-ンオニオンはネギ、
グリーンピースは日本語同様、さやエンドウ。
グリーンティーはもちろん緑茶、つまり日本茶です。
これがブラックティーになれば、紅茶(紅色ではないですネ。)、
それでは同じブラックがついているブラックマンディーはどうでしょうか。
1987年10月19日にニューヨークの株式市場が大暴落した日が月曜日だった為に、
暗黒の月曜日、というニュアンスで、こう言い表します。
そうなりますと、ブラック+曜日はイメージが暗い感じですが、
面白いのは、アメリカの感謝祭の翌日の金曜日の事を、
ブラックフライデー!、と新聞に文字が軽快に弾むよように躍ります。
何故なら、この金曜日はアメリカ中のお店が年末商戦の大セールを仕掛ける初日で、
小売店の売り上げが、この金曜日に黒字になるのでこう呼ばれます。
余談ですが、この4連休明けの月曜日は、 サイバー マンディーと呼ばれます。
仕事に戻ったこの日も4連休のクリスマスショッピングの熱冷めやらず、
職場でオンラインショッピングに興じる人達の売り上げが大きいからです。
IT が発達した現代の、いわゆる新語です。
イエローカードとか、イエローブックといいましたら、
予防接種証明書の記録票です。文字通り、この記録票の色が黄色だからです。
イエローページも職業別電話帳の表紙が黄色なのでこう呼ばれ、
ホワイトページなら、同じ理由で白い表紙の一般電話帳の事です。
そしてホワイトハウスはワシントンD.C.に所在する大統領官邸等を指しますが、
でも実際の色は真っ白なホワイトではなく、クリーム ホワイトです。
このホワイトハウスでは、毎年歴代の米国大統領が
イースターにイースターエッグを探すお祭りを主催し、
ちょうど皇室主宰の園遊会のように招待客で賑合います。
次の機会に、オバマ大統領夫妻と、ファミリーの愛犬の足型も入った
イースターエッグをブログでご紹介しようと思います。
関連カテゴリーのエッセイ
- 次のエッセイを見る: ハワイで七五三のお祝い
- 1つ前のエッセイを見る: ディズニーとの経営コンサルタント経験